2015年2月13日金曜日

YYC:01



 アプリ/サイト情報

株式会社Diverseさんの ”YYC” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性モデル
  2. 文言「誰にもバレずに好みの彼女を探せる」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
最近の恋愛市場を私も詳しくないのですが、おそらく内気な若い男性が増えてきているためなのか、なかなかリアルの世界で積極的に恋愛に発展しづらい方も、こっそり友人や家族にも秘密で自分にあった相手を見つけられるという意味合いでコピーが作られたのではないかと察します。当然モデルさんの写真をメインにした広告ですので、コピーは控えめに配置していますが、フォントもすっきりとしていて出会い系独特のいやらしさはなく、清潔感があります。

バナー下部の文言の箇所ではFacebook広告の形に似ているため、もしかするとFacebook広告にて効果の良かった写真をアドネットワークの方に流用したのかもしれません。

  • 構図全般
構図もシンプルでモデルさんの表情や仕草などもドキッとする瞬間を演出できていると感じました。

こうしたモデルさんを使ったバナーはゲーム広告とは違い、別の面白さを感じます。
例えば今回の広告の内容に合わせてどういった服にするか、モデルさんの雰囲気や撮影場所、アングルなど様々なことを考える必要があり、それを撮影時間内に確実に写真におさめなければならい事を踏まえるとこの一枚を撮るまでの苦労、お察しします。

今回は写真を全面に出した構図をとっており、部屋の中で振り返る女性の写真一枚を使っています。「長袖のセーターにホットパンツをはいて笑顔で髪を触る仕草」には男性陣は心を動かされたことと思いますが、ポージングをとっているためか「モデル感」が出すぎてしまったかなと思います。そのため純粋な恋愛対象という感覚が少し減ってしまったのではないかと感じました。Omiaiの広告がFacebook広告で一時期よく出ていましたが、そういう意味ではOmiaiは男性目線で自然なカップルのやり取りのワンシーンを切り取るのが上手だと思います。しかし、逆にわざとらしさも出てしまうので、この度合いが出会い系の写真で難しいところなのかもしれません。

今回のデザインでは例えば "秘密" に絡めて、「シー」っと人差し指を唇の前に立てているアップの写真などがあればそちらもコピーの内容ともマッチして相性がよさそうにも思いました。また、ゲームや漫画アプリなどでもよくあるような漫画のコマ割りの構図や、一通りの動きを連続写真で撮影したものをGIFアニにして思い出写真の動画のようにカシャ、カシャと切り替わっていく構図で「瞬間」を再現してみても面白いかもしれません。

とはいうものの、あえて引きの構図にしていたり、一枚の絵で完結しているのは、そうしないことで、こうして私が妄想したように個々のユーザーの中で美化されたその瞬間、その人柄が想像出来るように仕組まれていたのかもしれません。そう考えると私もデザイナーさんの手の上で転がされていたのかもしれませんね(笑)



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