2015年2月28日土曜日

BRAVELY ARCHIVE:01




 アプリ/サイト情報

株式会社スクウェアエニックスさんのスマホアプリ”BRAVELY ARCHIVE D's report”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. キャラクター
  2. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 構図全般
今回の構図でキャラクター違いの広告が何パターンも見受けられました。キャクラータによる効果のABテストを行っているものと思われます。今回着目したいのがコピーを一切使っていない点です。白背景のためキャラクターのみの力でどのくらいのクリック率になるかを比較しているものと考えられます。またロゴもキャラクターと共にしっかりと目立っておりブランディング能力も高い広告と言えます。
今後展開される広告を最大限に効果を良くしていくために、まずはユーザーにとって引きの良いキャラクターの選定(CTRの高いキャラ)を行ったのちに、ダウロード率(CVR)の高い要素をそこに加えていくといった広告運用においての戦略性を感じました。

もっとも良い広告はCTRが高く、CVRも高い広告であり、さらにはアプリ内で課金をしてくれるユーザーをどれだけ獲得できるかが重要なポイントでありますので、様々な要素を検証しその結果から良い点、悪い点を見出しその後の広告作成に繋げていくことが大切になります。

今後の広告に期待です。


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2015年2月25日水曜日

SoulSlashSAGA:01


 アプリ/サイト情報

株式会社ネクソンさんのスマホアプリ”SoulSlashSAGA”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 4体のキャラクター
  2. 文言「いつもそこには仲間がいた」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
キャラや背景にマッチした言葉を選ばれていると思います。本来はコピーの中にシューティングやRPGといったゲーム内容を伝える言葉を入れた方が良いのですが、今回の広告では色彩などもあってRPG感は伝えられているので、ギリギリセーフといったところでしょうか。
また、最初この広告を見た際にフォントサイズが少し小さいかと感じましたが、右側の女性キャラクターと真ん中の男性キャラクターがコピーの方に視線を向けているためちょうど視線誘導を促しており、そうした部分でうまくカバーされています。仮に右下に横書きでコピーが配置されていたら、目につきづらかったことでしょう。

  • 構図全般
私がサイトやアプリを見るタイミングの問題もあると思いますが、SoulSlashSAGAの広告を最近見かけることが増えたような気がしています。そこで感じたのは、"どの構図でキャラを見せるか"、や"同じ構図でキャラが違う、文言が違う"といった検証をするのではなく、様々な素材を活用してユーザーへの最適なアプローチの方法を模索して広告が作られているように思います。最近集めていた広告一覧を見返してみると、短い期間でバリエーションの異なるSoulSlashSAGAの広告が幾つかありましたので、まとめさせていただきます。私が見たことがない広告が実際はこれ以上に数多くあると思いますので、他にもトライアンドエラーがあったことと思います。


①キービジュアル系のテイスト

②キャラ

③デフォルメキャラ

④ゲーム画面

⑤GIFアニメ

⑥ネタ系


特に本日見つけた最後のネタ系の広告は驚きました。ネタの中にもしっかりメッセージが込めらており、「まずは2週間」といった表現もコスメ系の広告でよく使われているコピーをうまくゲームの広告に活かせています。また、最近ではCM関係以外ではゲームの広告でキャラを使わずにこういった角度の広告を見ることが減っていたので逆に新鮮でした。

こういった広告は基本的には費用対効果は悪い傾向にあるので、バズ目的で配信が行われていると思われます。しかし、結果的に効果を優先するがあまり人の目につく前に配信が終わってしまうという本来の目的を遂げられないネタ系バナーの悲しい末路もこれまで幾度となく見てきました (泣)

すでに費用対効果の良い配信先で既存ユーザーにも見てもらいバズってもらうか、2ch系媒体だけに絞って配信を行いネタにしてもらうかなどネタ系の広告はデザインだけでなく色々と考えることが多そうです。




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2015年2月22日日曜日

テラバトル:02




 アプリ/サイト情報

MISTWALKERさんのスマホアプリ”テラバトル”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 5体の女性キャラクター
  2. 文言「抗え。生き残りたいならば」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
構図の割り方は珍しい形ですがコピーの配置とバランスが最高に良いと思います。
以前ご紹介させて頂いたバナーとコピー内容は同じですが、また違った印象を受けます。
横割りと斜め割りの異なる角度を綺麗に整頓しながら配置するとともに、テラバトルの広告独特の”スペース”を残しながらコピーの配置ができています。素晴らしいです。

  • 構図全般
これまでの広告と大きく異なるのはカラーの背景が入ったところでしょうか。
テラバトルの広告はすごく好きで注意しながら見ているのですが、なかなかタイミングがあわず入手できていないのですが、これまでは黒背景にキャラとコピーのみのシンプルなデザインが多かったのですが、今回はキャラごとに異なる背景を使っています。これによりキャラがそれぞれ持つバックグランドや背負ってきたストーリーみたいなものがあるのではないかと伝わってきました。またテラバトルの広告独特の重厚感やRPG性もしっかり込められています。

よくキャラ紹介バナーはスキルや攻撃力などのステータスを表示することが多いですが、この広告を見たときにまた一つ違ったキャラクターの見せ方がここに出来上がったように感じました。当然キャラデザや背景のクオリティー、世界観やそれに匹敵するだけのゲーム内容など、全てが揃っているテラバトルだからこそという部分はあるのかもしれませんが、こういった広告のデザインに引き寄せられるユーザーは確実にこのゲームを楽しんでくれると分かって広告が作られているように感じました。改めてただユーザー数を獲得するだけではなく、結果的に遊んでくれるユーザーをどれだけ獲得できるかの大切さを考えさせらる広告でした。



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2015年2月21日土曜日

TRILL:01





 アプリ/サイト情報

TRILL株式会社さんの ”TRILL” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性モデルの口元&手
  2. 文言「秘密」「※このアプリを見えると魔性の女になっちゃいます」「オトナ女子向け情報アプリ」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
「秘密」という言葉が持つ魅力を最大限活かすためにまず目がいく”色っぽい唇”を挟む形で配置したのは良いですね。ぐっと引き込まれます。
しかし、あまりにも写真のインパクトが強いためその下の米印の文言や「オトナ女子向け情報アプリ」に視線が写らない可能性があります。アイキャッチした後の広告下部への視線誘導の工夫は必要でしたね。バランスは良いのですが、フォントサイズも小さいため記載されているのにユーザーが呼んでくれないという事態が発生しかねないです。
思い切って米印の文言はなくしてしまって、黒帯内の「情報アプリ」だけ赤フォントの白境界線でも良かったかもしれません。また米印の文言をなくす代わりに「秘密」の文言違いで「魔性」というバージョンも試してみたいところですね。


  • 構図全般
TRILLの広告は(iQONの広告も含め)写真のチョイスが抜群に良いと思います。
「真っ赤な唇、真っ赤なネイル」でアイキャッチ。男性も女性もついつい目がいってしまう写真を選ばれています。ただし構図が新しい映画やドラマのポスターでよくあるパターンに似ているためか勘違いをしてしまう方もいるかもしれませんし、その流れでこのモデルさんは誰だろうと思う方もいるかもしれませんね。写真を使った広告の難しいところです。





TRILLのこれまでの広告も写真を使ったものが数多くありますが、写真自体に強いインパクトをもたせて視線を奪うというよりかは、穏やかな写真に興味を誘うコピーで誘導する方法がとられていたため今回のようなケースとはまた違った印象をうけます。あくまでコピーがメインなのか、写真がメインなのかで意識する部分は異なります。

今回の広告のように写真自体に強いインパクトがある場合はコピーに目が行きづらくなりますので「多くを語らず、しかし最低限何の広告かは伝える」といった事が必要になりますので難題です。間違いクリックは最大限避けたいですので、何の広告であるかだけは伝えておく必要があります。しかし情報量が多すぎては写真のインパクトを下げることとなります。

やはり先に述べたように米印の文言を削除し、黒帯内の文言でうまく伝えるほかないかもしれませんね。
 「オトナ女子向け情報アプリ」を「魔性の女になる情報アプリ」など一つにまとめてしまうというのも手かもしれません。




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2015年2月20日金曜日

メルクストーリア:01






 アプリ/サイト情報

ハッピーエレメンツ株式会社さんの ”メルクストーリア” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性キャラ
  2. 文言「幻想的でどこかほのぼのとした物語。」

 評価


 レビュー
  • 構図全般

以前配信が行われていた下の2種類の広告のキャクター違いをついに見つけました。


背景と文言については同じものを使っていますが、キャクターの変更とともに屋根の上にいたキャラクターが丘の上か、螺旋階段にいるようにアレンジがきかされていて非常にデザイン性の高い印象を受けました。特に今回は女性キャラを使っているということもあってか、これから一緒に冒険に出かけようと誘われているような世界観に引き込ませてくれます。

また前回同様、昼と夜のバージョンが存在しており時間の経過も広告の中で感じさせてくれる2枚になっています。ABテストの意味も当然含まれているとは思いますが、2つで一つのセットとして時の流れをもったゲーム性が伝わってきます。

サイトやアプリを使っている際に何度も同じ広告を見る機会がありますが、こうして同じ構図でもちょっとした工夫がなされていることで、最初は着目していなかった広告でも「あれ?さっきと何か違ったな」とユーザーに少しづつ刷り込ませることでどこかのタイミングで興味をひかせることができると改めて思いました。
AppStore, GooglePlay, またゲームのロゴも一切使わずキャラ絵と背景、コピーのみで印象に残る綺麗なデザインと工夫がつめられた2枚で非常に好きな広告です。

2015年2月19日木曜日

ウチの姫さまがいちばんカワイイ:01


 アプリ/サイト情報

株式会社サイバーエージェントさんの ”ウチの姫さまがいちばんカワイイ” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性キャラ
  2. 文言「イタいくらいやさしく教えてあげる」「抜け出せない3つの理由」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
ロゴ以外のフォントサイズは小さく統一されており、キャラと吹き出しを目立たせることがメインの構図のようですね。ロゴ下部の「三つの理由」については気になったユーザーのみ読んでくださいとある程度割り切った印象を受けました。
目立たせたい部分のフォントの色が薄い黄色であったり、チェックボックスのところのチェックが境界線やドロップシャドウなども付けられていないため赤い色が潰れてしまっています。仮に右下の部分も目立たせることを考えていた場合は色の選び方や見せ方の部分はもう少しこだわっても良かったかもしれません。
  • 構図全般
右側に文字が固まりすぎているため、キャラの魅力がユーザーに与える影響の大半を占めるといえる広告かと思います。もしコピーの部分やその他の文言の中に伝えたいメッセージがあった場合はやはり上記の通りフォントサイズや色彩に強弱がないためうまく伝えられていない可能性があります。
仮にこの広告の効果が非常に高かった場合は是非ともABテスト用にキャラが良かったのか、この構図が良かったのかテストをしてみたいですね。

最近私の中での疑問、検証したい部分で、ユーザーがメインのコピー以外の文言を読んでいるか否か、またその部分で効果にどの程度影響を及ぼすのか。もしそういったデータをご存知の方いらっしゃいましたら、ご教授いただけますと幸いです。

2015年2月18日水曜日

ファントムオブキル:01


 アプリ/サイト情報

株式会社グミさんの ”ファントムオブキル” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 7人の女性キャラ
  2. 文言「片手で出来るシミュレーションRPG」「Fuji&gumi Games第一弾スマートフォンゲーム」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
「片手で出来る」と「シミュレーションRPG」のフォントの横幅を微妙に変えているように感じます。単純にフォントサイズを大きくするだけでなく幅をもたせることでより目立たせることが出来ています。「で出来る」のフォントサイズの小ささがより有効的に働いています。

また、広告下部の文言の中でよく見ると「第一弾」と書いてあるのが、次回作もあるのかと興味をそそられました。また黒の帯も薄く透過してあり公式サイトのデザインを意識しているのも見受けら細部へのこだわりを感じました。

  • 構図全般
全体の構図は公式サイトのキービジュアルを元に作成されていますが、やはり「中央に配置されているキャラ」と「周りの6人のキャラ達」との前後関係のつけ方が上手いなと思いました。極端にいうと6人のキャラ達は背景の一部に近いような印象をうけました。そうすることによって中央のキャラとそれよりも上のレイヤーにあるゲームのロゴがより際立って目立っています。大きなロゴのため配置の仕方に困りますが、逆にそれを逆手に取った良い構図だと感じました。


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2015年2月17日火曜日

スクールガールストライカーズ:01


 アプリ/サイト情報

株式会社スクウェア・エニックスさんの ”スクールガールストライカーズ” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性キャラ (そのキャラのデフォルメキャラ)
  2. 文言「あたしの刀はよく切れるよォ?」
  3. ステータス
  4. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 全体構図
「名前+キャラ→コピー→ステータス→ロゴ」の視線誘導が行えるように考慮された配置のように思われます。対角線上、しかもユーザーがまず見るであろう左上から右下に向けて、スマホをスクロールしている最中、つまり "画面が上に上がっていく" 中でも苦にならず自然に見えるようにコピー含め全体の構図がバランス良く配置されています。

他にもこちらの広告もスクロールに合わせて視認しやすいように工夫されているように思います。

株式会社スパイク・チュンソフト ダンガンロンパUnlimited Battle

クローバーラボ株式会社 ゆるドラシル

株式会社サイバーエージェント ミリオンチェイン




2015年2月16日月曜日

城とドラゴン:02

※他にもいくつも面白いバナーのバリエーションがありましたのでこちらをご参照くださいませ。


アプリ/サイト情報

アソビズムさんのスマホアプリ”城とドラゴン”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 水色のモンスター
  2. 文言「ついに開戦!!」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
「ついに」をいれることで待ちに待った感じがすごく伝わってきますし、事前登録プロモーションも以前行っておりましたので、それを知っているユーザーがこれを見て、「ついに」リリースされたか、と知る方もいたかもしれません。こちらのバナーは文言違いが複数存在しており「乗り遅れるな!」「キタ!キタ!キタ!」「ドスドス攻めろ」「AppStore無料ランキング1位」「流行キテる?」「城落とせ!」など他の広告ではあまり見ない言葉も使われており差別化も図りながら端的で印象に残りやすい言葉が選ばれており素晴らしいと思います。もっと他の文言のパターンもあるかもしれないので、見つけ次第アップいたします。

  • 構図全般
まず気になった理由が以前事前登録時に全く同じ構図のバナーを見つけていたためとなります。事前登録の際に効果が良かったバナーをリリース後のプロモーションでも活用されたのではないかと推測されます。以前取り上げさせていただきました背景が動くGIFアニバナーのバージョンは見つけられなかったのですが、もしかしたら文言違いのものが配信されているかもしれないので、こちらも楽しみです。


■事前登録時の広告


今回のアソビズムさんのプロモーション手法を見て感じたことは、ある程度事前登録時に印象に残る一風変わった広告を作っておくことで、リリース後のプロモーションでも同じ構図を今回のように文言違いで使うことで「リリース告知」の力を更に強めることが出来るのではないかと思いました。

事前登録の広告といえば「●●がもらえる」といった事前登録特典の内容をおすインセンティブ広告が非常に多いですが、それに加えてある程度効果が悪かったとしてもリリース後のプロモーションにも活かせる印象に残る「ブランディングバナー」の必要性を強く感じました。城とドラゴンについてはキャラクターのデザインが特徴的というのもありますが、他の広告も遊び心に溢れておりアソビズムさん自身もこのゲームのリリースを待ちわびていて楽しみにしていた気持ちが伝わってきました。



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2015年2月15日日曜日

ミリオンサーガ:01 (その他広告で良く見る基本構図の紹介)


 アプリ/サイト情報

株式会社プレイモーションさんの ”ミリオンサーガ” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性キャラ
  2. 文言「-希望の星- リリー」「まだ見ぬ広がる世界へ 王道ファンタジーRPG」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
この位置に文言(今回だと名前)を入れる場合、その下に帯を入れるか入れないかで文字の見え方、バナー全体の締まり具合が大きく異なってきますが、RPGらしさを残したこのクリーム色は非常に世界観と文言とマッチしています。

  • 構図全般
すっきりとシンプルに教科書通りの構図で、「王道」と銘打ってるだけあってゲーム内容も広告の構図も王道のパターンで情報量をコンパクトにまとめて見やすくなるよう配慮されています。

キャラは左の縦のラインで左半分を占有させキャラの絵のタッチをしっかり伝え、文言は横書きで右側に上から段々に配置。背景は一枚絵で、金縁を枠としてつける。まさにバナー広告を作り始めて日の浅い方には、まずこの構図を真似してみて感覚をつかんでもらいたいと思うレイアウトでしたので紹介させていただきました。

こういった構図の難しいところは、スペースにどれだけ分かりやすい背景の部分を見せることができるか、かと思います。ゲーム制作側のデザイナーさんもさすがに広告の構図に合わせて都度わざわざ描いてくれるわけでもないですので、現存する背景画像を使って配置するほかありません。今回ですと山と草原、街、空がしっかりと文字の余白を使って表示できていますので、気にかけながらデザインされていることが分かります。


その他にもよく広告で使われる基本構図をせっかくなのでいくつかご紹介させて頂ければと思います。最初のうちはアイデアが浮かばずレイアウトを考えるのが大変だと思いますのでその際に御参考にしていただければと思います。


今回の構図のキャラ配置逆バージョン

四つ割

横三ツ割

縦三ツ割

■縦三ツ割(コピー中央)

■縦割り(コピー下部)


■縦割り(コピー中央)

■キャラ + デフォルメGIFアニメ

■同一キャラの「寄り」と「引き」の組み合わせ

■背景透過GIF

 ■ゲーム操作GIF

 文字を敷き詰めた背景

■漫画風

■キャラ並べ

 ■キャラ集合





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2015年2月14日土曜日

テイルズオブリンク:01


 アプリ/サイト情報

バンダイナムコゲームスさんのスマホアプリ”テイルズオブリンク”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 男性キャラ(ジュード)
  2. 文言「キャラステータス紹介」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
この広告を見た際にまず思ったことはステータスの文言が携帯上ですと全く読めないということでした。しかし、これからアプリをダウンロードする新規のユーザーにとってはこのステータスの詳細が確認できたとしても、そのステータスが良いか否かは分かりませんので雰囲気が伝われば良いという考え方もあると思います。
また、Facebook広告は文字量の制限もありますので、それであればステータス部分の下部は新規ユーザーにとってはルールを知らないと分からない部分かと思いますので削除してしまっても良かったかもしれません。捨てる勇気みたいなものが状況に応じて必要になることを改めて考えさせられました。

  • 構図全般
アドネットワークなどでも良く見るステータスバナーをFacebookでも活用したケースと考えられます。背景なども綺麗に仕上がっており、左側がステータス項目でごちゃっとしたこともあってか、キャラクターにも目が行きやすくなっています。上記の通りステータス部分はもう少しすっきりさせたほうが良かったかもしれませんが、色彩などはキャッチーで目立ちますし、背景色の圧迫感が左右で濃さを変えることで強すぎず弱すぎずで非常にバランスが取れていると思います。

テキスト部分で5つの種類から武器が選べると言うことでしたので、せっかくなのでこのキャラがどの武器タイプなのかが分かるバナーと組み合わた方がメッセージが伝わりやすかったかもしれません。



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2015年2月13日金曜日

ドラゴンポーカー:01


 アプリ/サイト情報

株式会社アソビズムさんの ”ドラゴンポーカー” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. キャラクター
  2. 文言「竜石40個で11連ガチャを引こう!」「竜石35個プレゼントキャンペーン!!」「使う(ガチャ8回) 40個ためる!」
  3. アプリ名

 評価


 レビュー
  • 文言

「キャンペーンでもらえる竜石35個だと8回しかガチャができないが、40個までためると11連ガチャがひけるが、どうするか?」という問いかけであることが少し眺めた後に気づきました。上部の文言をぱっと見ただけだと、一瞬理解に時間がかかってしまいます。

何故なら、縦に目線を落とす上から文章を読んでいく構図のため、まず先に「竜石40個で11連ガチャを引こう!!」とあるので40個もらえるのかと思い読み進めてしまいます。しかし、すぐに「35個プレゼントキャンペーン」の文字が飛び込んできます。これでパニックになりました(笑) 「40個」「11連ガチャ」というワードは一番最初に読ませなくても良かったかもしれません。例えば下記のように選択肢で示す方法もシンプルで良かったかもしれません。

35個今すぐ使う   (ガチャ8回分)
40個貯めてから使う(ガチャ11回分)


また、私が秀逸だなと感じたのはコピーライトをあえて入れたところです。過去のドラゴンポーカーの広告をみたところ、コピーライトは通常いれておらず、今回はファミコン感を出すためにあえてコピーライトをいれることでマリオやドラクエなどファミコン世代にはぐっとくるテイストに仕上げており細部にもこだわりを感じました。

  • 構図全般
今回のGIFアニの特徴として、選択肢の部分ともう一つ「竜石」がキラキラと光っている箇所がありますが、こちらよく見ると2枚の画像を単純に切り替えているだけではなく6枚の画像を組み合わせて動きをつけています。こうすることでよりキラキラ感が出ますし、背景が黒であることでさらに竜石の輝きに目が行きやすくなります。またさりげなくキャラに竜石を持たせていたり、座っている宝箱の中に竜石が敷き詰められていたりとこちらも非常に憎い演出ですね。

全体を通してシンプルなデザインですが、アソビズムさんのデザインへの細部のこだわりを感じました。



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YYC:01



 アプリ/サイト情報

株式会社Diverseさんの ”YYC” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性モデル
  2. 文言「誰にもバレずに好みの彼女を探せる」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
最近の恋愛市場を私も詳しくないのですが、おそらく内気な若い男性が増えてきているためなのか、なかなかリアルの世界で積極的に恋愛に発展しづらい方も、こっそり友人や家族にも秘密で自分にあった相手を見つけられるという意味合いでコピーが作られたのではないかと察します。当然モデルさんの写真をメインにした広告ですので、コピーは控えめに配置していますが、フォントもすっきりとしていて出会い系独特のいやらしさはなく、清潔感があります。

バナー下部の文言の箇所ではFacebook広告の形に似ているため、もしかするとFacebook広告にて効果の良かった写真をアドネットワークの方に流用したのかもしれません。

  • 構図全般
構図もシンプルでモデルさんの表情や仕草などもドキッとする瞬間を演出できていると感じました。

こうしたモデルさんを使ったバナーはゲーム広告とは違い、別の面白さを感じます。
例えば今回の広告の内容に合わせてどういった服にするか、モデルさんの雰囲気や撮影場所、アングルなど様々なことを考える必要があり、それを撮影時間内に確実に写真におさめなければならい事を踏まえるとこの一枚を撮るまでの苦労、お察しします。

今回は写真を全面に出した構図をとっており、部屋の中で振り返る女性の写真一枚を使っています。「長袖のセーターにホットパンツをはいて笑顔で髪を触る仕草」には男性陣は心を動かされたことと思いますが、ポージングをとっているためか「モデル感」が出すぎてしまったかなと思います。そのため純粋な恋愛対象という感覚が少し減ってしまったのではないかと感じました。Omiaiの広告がFacebook広告で一時期よく出ていましたが、そういう意味ではOmiaiは男性目線で自然なカップルのやり取りのワンシーンを切り取るのが上手だと思います。しかし、逆にわざとらしさも出てしまうので、この度合いが出会い系の写真で難しいところなのかもしれません。

今回のデザインでは例えば "秘密" に絡めて、「シー」っと人差し指を唇の前に立てているアップの写真などがあればそちらもコピーの内容ともマッチして相性がよさそうにも思いました。また、ゲームや漫画アプリなどでもよくあるような漫画のコマ割りの構図や、一通りの動きを連続写真で撮影したものをGIFアニにして思い出写真の動画のようにカシャ、カシャと切り替わっていく構図で「瞬間」を再現してみても面白いかもしれません。

とはいうものの、あえて引きの構図にしていたり、一枚の絵で完結しているのは、そうしないことで、こうして私が妄想したように個々のユーザーの中で美化されたその瞬間、その人柄が想像出来るように仕組まれていたのかもしれません。そう考えると私もデザイナーさんの手の上で転がされていたのかもしれませんね(笑)



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2015年2月12日木曜日

大戦乱!! 三国志バトル:01


 アプリ/サイト情報

株式会社グループスさんの ”大戦乱!! 三国志バトル” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性キャラ
  2. 文言「私と一緒に最強を目指そっ」「今すぐプレイ」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
唯一気になるとしたら「最強」のフォントサイズをもう少しだけ大きくするとさらにインパクトのある印象に変わったかかもしれません。やはりピンクのハートの上にある「目指そっ」に視線が奪われるので、「最強」の言葉が少し印象が薄くなってしまっているように感じました。あえてハートを「目指そっ」の上においているかと思いますので、もしかすると「最強」はそこまでコピーの中で重要ではなかったのかもしれません。

  • 構図全般
今回の広告につきましても「余白、コピー、キャラ、ボタン」における配置が視線誘導をうまく利用した構図となっており上手いなと思いました。

まずは肌の露出度の高い女性キャラに目がいくかと思いますが、人はどうしても最初に顔 (特に目) に視点が行く傾向にあり、その後胸元から徐々に下半身へと下がっていきます。
※こちらは「ギャングロード(前回の記事)」でも紹介させていただきました「参考リンク」でもデータを紹介させていただいておりますのでお時間ありましたらご覧いただけると面白いかと思います。

そう考えるとこのキャラクターの背中のそり具合などもうまく利用して左上から左下へ誘導し、右下にそのまま視線を横スライドさせボタンに至るといった視線誘導がうまく考慮されています。合わせて、顔に近いところにコピーを配置したことでキャラクターを顔から下半身になぞる視線から大きくはずれることなく認識させることができています。

どうしても余白があると寂しい感じもして何かで埋めたくなってしまうのですが、そこをぐっとこらえて視点を定めやすいように考慮されている良い構図だと思います。



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2015年2月11日水曜日

JOKER〜ギャングロード〜:01


 アプリ/サイト情報

株式会社アプリボットさんの ”JOKER〜ギャングロード〜” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 5体のキャラ
  2. 文言「漫画もゲームも1つのアプリで!!」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
白背景と余白をうまく使った構図だと感じました。スクショなどに被せることなく右上などには十分な余白をとり、コピーを独立して広告上部に配置することで見やすく目立った構図となっています。

  • 構図全般
まずは漫画とゲーム両方が楽しめるという他にはない特徴を全面に押し出すことによりユーザーの興味を最大限ひいています。差別化を図った部分もそうですが、それ以上にこの広告の特徴として右側に配置したキャラクターが自然と視線誘導を煽っている部分です。キャラクターのテイストも伝えつつ、キャラの視線が全員左を向いているため「コピー→漫画スクショ→ゲーム画面→キャラ→再度左側のスクショ」と視線がグルグルと広告の中で循環するように仕組まれています。こうした捻りをこらすことでシンプルの中にも広告としての価値が見出せているように感じました。視線誘導を行う場合は余計なものはなるべく省いたほうが誘導しやすいですので今回は白背景にしたことでよりそれがうまく行われていますね。

ユーザーの視線を意識した広告は重要であることは分かりつつも、コピーの長さやキャラクターの大きさ、全体の配置とバランスなどをバナー広告という狭い領域でデザインしているとどうしても忘れがちな部分でもあります。特にスマホ広告ではスクロールするほんのわずかな瞬間に見せることになりますので、こうした視線誘導を利用し端的に短い時間でユーザーに必要な情報を届けるというのは重要なことかもしれません。


◼︎私がお世話になった視線誘導についての参考リンク
視線誘導で差をつける売れる広告作り
漫画で覚える視線誘導
あなたはどの部分に目がいきますか?




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