2015年3月17日火曜日

輝星のリベリオン:01



 アプリ/サイト情報

株式会社ダンクハーツさんのスマホアプリ ”輝星のリベリオン” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性キャラ
  2. 文言「総額20万円分ギフトカードプレゼント」「TwitterキャンペーンVol.1」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
この広告の特徴はなんといっても「20万円分」という飛びつきたくなるキャッチーなプレゼント内容を全面に押し出していることです。この金額が個人に20万円分なのか、全体で20万円分なのかはこのバナー上では不明ではあるものの、応募してみたくなる気持ちには誘われます。

こういったインセンティブのコピーを入れる際はどの単位が最も効果的かをしっかりと見極める必要があります。例えば「5,000円分のギフトカードを抽選で40名様に!」と書くのか「1,000円分のギフトカードを抽選で200名様に!」と書くか「総額20万円分のギフトカードが当たる」と書くかで若干印象が変わってくると思います。当たる人数が多い方が良いか、当たる金額が多い方が良いか、などインセンティブ付きの広告作成時は「言葉と単位」の選び方に気をつけながら作るだけで広告効果は全く異なる結果をもたらします。
※今回のプレゼント内容は以前の「レアガチャ1回分 ジュエル5個プレゼント」訴求よりはるかにインパクトが強そうですね。

  • 構図全般
Twitterのキャンペーンについての記載がありますが、Twitter広告ではない今回のアドネットワーク広告にもこの文言を入れた理由は何が考えられるでしょう?
一つは所謂色々なことを「やっている感」があると考えられますが、もう一つ、Twitter広告で囲いきれなかったユーザーにアドネットワークを通してリーチを図っていることが考えられます。また、「Vol.1」といった記載があるため、今後も事前登録キャンペーンがどんどん増えて行くのではないかという期待、さらにはゲームリリース後のイベント状況なども充実していくのではないかという二つの期待が膨らみアプリ自体をより良く見せられている良いインセンティブバナーです。






2015年3月14日土曜日

パズル&ドラゴンズ:01



 アプリ/サイト情報

ガンホーさんのスマホアプリ”パズル&ドラゴンズ”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. キャラクター
  2. 文言「その歌声は、魔を打ちはらう。」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
キャラクターの技の説明が文言として使われているようです。音符との親和性も高く、非常にキャラの特徴がわかりやすく表現されています。作成時どのフォントにするか迷ったのではないかと思います。可愛いテイストなのに紫や濃い青を基調としたキャラのため、可愛いorクールのどちらに揃えるか難しいところです。結果的に調和のとれた良いフォントが選ばれていると思います。

  • 構図全般
背景の月や暗闇の中で漂う雲、キャラクターの足ものと光彩など細部までこだわっているのが見受けられます。パズドラの広告はキャラクターおしがメインになっているようですが、毎回キャラごとにテイストを変えて制作がされていて感心しています。少し前までは枠を付けるパターンが多かったように思いますが、効果が悪かったのか最近はあまり見ませんね。

私個人としてはやはり背景などは同じでキャラを差し替える量産形より、キャラごとに世界観をしっかり変えて作られている広告のほうが好印象です。そうあって初めてそのキャラの良し悪しも分かると考えています。キャラは良いのに結果的にフォーマット化したデザインにキャラを当て込むだけではマッチせず、本来のキャラの当たりハズレの妥当性が失われてしまいます。

過去のアドネットワーク広告一覧からパズドラの広告を抜粋してみました。こう見るとキャラをアップ気味で配置をするものが多いですが、今回のキャラは引きで作られていながらもしっかりと存在感が伝わって来る良い広告だと思います。











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2015年3月4日水曜日

GAME of WAR:02



 アプリ/サイト情報

マシーンゾーンさんのスマホアプリ ”GAME of WAR” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 男性キャラ
  2. ドラゴン3~4体
  3. 文言「囲まれてるけど…オレ英雄、ドラゲナイ楽しむぜ」

 評価


 レビュー
  • 構図全般
以前紹介したSoulSlashSagaのネタ系広告と同様にインパクトのある広告ですね。2chなどでも話題になっていたネタを取り入れておりユーザーの目は引きやすいです。おそらく男性キャラの手とトランシーバーは描き足したものと思われますので、こだわりも感じました。キャラクターの周りにはドラゴンを配置しドラゲナイ(Doragon Night)をしっかり演出しています。

しかし、やはりこういったブランディング広告はゲーム内容が全くと言っていいほど伝わらないことが多い為、改めてこういったネタ系ブランディング広告の上手な見せ方は試行錯誤が必要だと考えさせられました。広告は作ったからには無駄にしてはいけないと思いますし、デザイナーも作ったからには息長く世に出回ってほしいと感じていることと思いますので、(特にGame of Warはこうした広告が多いので)今後の展開に注目したいと思います。




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2015年3月3日火曜日

ウチの姫さまがいちばんカワイイ:02



 アプリ/サイト情報

株式会社サイバーエージェントさんのスマホアプリ ”ウチの姫さまがいちばんカワイイ” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性キャラ
  2. 文言「…キスなんてしてませんよ?きっと…波の飛沫ですよ うふふ」「敵を倒して一緒に思い出作り カワイイ姫さま育成」

 評価


 レビュー
  • 文言
セリフの部分は小さく、目立たない配色。左側の育成要素の部分は目立つフォントサイズでピンクに配置されています。背景色もキャラクターの色ともあっていて色のバランスは良いと思います。しかしセリフについては端末上ですと小さすぎたため視認しづらかったので、もう少し大きくても良かったかもしれません。


  • 構図全般
費用対効果の高い広告として、露出度の高い女性というのは選択肢の一つです。
キャラクターや配信先、配信する時間帯にもよりますがCTRは比較的高く、広告のインパクトが強いとCVRも高い傾向にあります。しかし、ゲーム内容と大きくずれた訴求の仕方を広告でしてしまうとその後のゲーム内課金が起こりづらかったり、結局ゲームを遊ばなくなってしまいスリープユーザーが増加するという問題も同時に抱えています。

会社の組織形態にもよりますが、広告部署とゲーム内のマネタイズ部署が異なる場合、どういったモチベーションのユーザーが入ってきているのか、どういったユーザーと向き合ってイベントなどを行っていくのかをお互いに認識、または分析していかないとうまくアプリのマネタイズは出来ないので注意が必要です。
どんなに広告からの客単価(CPI または CPA)が低くても課金しづらいユーザーを獲得しては、マネタイズの部署は頭を悩ます結果となってしまいます。もちろん広告代理店とクライアントの間でも起きる問題でもありますね。ここのバランスは協力しながら調整するしかないですし、状況に応じて変動しながら折り合いをつけていくしかないですね。
最近ウチ姫の広告がゲーム内容を伝えるものから、どんどんアダルト要素によっていたのでそのあたりが少々気になりました。



2015年3月2日月曜日

ハッカドール:01



 アプリ/サイト情報

株式会社DeNAさんのスマホアプリ”ハッカドール”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. キャラクター
  2. 文言「おい、そこのオタク」「お前が好きそうなニュース選んでやったぞ ありがたく読めよ?」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
ここまで自然に且つ的確にターゲットとなるユーザー、アプリ内容、キャラクターテイスト、他のアプリとの違いを伝えた広告は珍しいなと感じました。
アプリを使ってくれるであろうターゲットユーザーを指定し呼びかけることで、それに属する方はまず目が止まります。背景色とのコントラストもよくシンプルなフォント色の選び方も上手です。
この文言全体を見て必要ないと感じた方は、おそらく広告をクリックしないでしょうし、裏を返せば興味を持った方はひとまずダウンロードしようかなとはなると思います。
うまく無駄なコストを削減し、質の高いユーザーを獲得しようとする費用対効果を意識した広告作成が行われています。

  • 構図全般
ハッカドールの広告はいくつか過去の広告一覧でも紹介させていただきましたが、今回の広告が最もダウンロードしたいと感じさせられました。
これまでの広告でもターゲットやどういったアプリであるかは伝えられていたものの、今回の広告では「選んでくれる」というワードが入っていたことで、ユーザーごとにカスタマイズされていくオタク向けニュースアプリであることが分かり興味を持つことができました。これまでも可愛い広告だな、オタク向けのニュースアプリなのだとは思っていたのですが、「選んでくれる」という言葉で有用性を感じました。過去の広告でも「届けてくれる」「覚えた」という言葉はありましたが、「選んでくれる」はこのアプリにおける他のキュレーションアプリとの差別化をうまく反映した言葉だと思います。
※キャラを育成できる、ミニゲームという部分も差別化できるポイントですが、これはまた違った角度からの訴求の仕方が必要かもしれません。









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2015年3月1日日曜日

ケリ姫スイーツ:01



 アプリ/サイト情報

ガンホーさんのスマホアプリ”ケリ姫スイーツ”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. ケリ姫キャラクター + ルパン三世キャラクター
  2. 文言「コラボ開催!!」「LUPIN」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
LUPINという文字の中にキャラクターを配置することで限られたスペースを有効活用できています。また「コラボ開催!!」という文言を左上に配置することでしっかりとこのコラボ企画の広告としての目的を伝えられています。

  • 構図全般
非常にオシャレでカッコいいデザインです。最初にルパンのキャラクターが出てきた際は分からなかったのですが、LUPINの文字の中に配置されることがわかった時はワクワクしました。ルパンファンの方も、ケリ姫のユーザーの方も楽しみになる良いコラボ用の広告です。

こういったコラボ企画の広告では、デザイナーさんも非常に悩む場面かと思います。様々なコラボ企画の広告がありますが、キャラクター同士のテイストも当然違いますので、どうしてもコラボのキャラクターのみにしてしまうケースも増えてしまったり、背景もシンプルになってしまったりしますが、今回のケリ姫の広告では手前のレイヤーにケリ姫のキャラクターを、奥にルパンのキャラクターをと上手く分けながら調和できています。



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2015年2月28日土曜日

BRAVELY ARCHIVE:01




 アプリ/サイト情報

株式会社スクウェアエニックスさんのスマホアプリ”BRAVELY ARCHIVE D's report”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. キャラクター
  2. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 構図全般
今回の構図でキャラクター違いの広告が何パターンも見受けられました。キャクラータによる効果のABテストを行っているものと思われます。今回着目したいのがコピーを一切使っていない点です。白背景のためキャラクターのみの力でどのくらいのクリック率になるかを比較しているものと考えられます。またロゴもキャラクターと共にしっかりと目立っておりブランディング能力も高い広告と言えます。
今後展開される広告を最大限に効果を良くしていくために、まずはユーザーにとって引きの良いキャラクターの選定(CTRの高いキャラ)を行ったのちに、ダウロード率(CVR)の高い要素をそこに加えていくといった広告運用においての戦略性を感じました。

もっとも良い広告はCTRが高く、CVRも高い広告であり、さらにはアプリ内で課金をしてくれるユーザーをどれだけ獲得できるかが重要なポイントでありますので、様々な要素を検証しその結果から良い点、悪い点を見出しその後の広告作成に繋げていくことが大切になります。

今後の広告に期待です。


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2015年2月25日水曜日

SoulSlashSAGA:01


 アプリ/サイト情報

株式会社ネクソンさんのスマホアプリ”SoulSlashSAGA”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 4体のキャラクター
  2. 文言「いつもそこには仲間がいた」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
キャラや背景にマッチした言葉を選ばれていると思います。本来はコピーの中にシューティングやRPGといったゲーム内容を伝える言葉を入れた方が良いのですが、今回の広告では色彩などもあってRPG感は伝えられているので、ギリギリセーフといったところでしょうか。
また、最初この広告を見た際にフォントサイズが少し小さいかと感じましたが、右側の女性キャラクターと真ん中の男性キャラクターがコピーの方に視線を向けているためちょうど視線誘導を促しており、そうした部分でうまくカバーされています。仮に右下に横書きでコピーが配置されていたら、目につきづらかったことでしょう。

  • 構図全般
私がサイトやアプリを見るタイミングの問題もあると思いますが、SoulSlashSAGAの広告を最近見かけることが増えたような気がしています。そこで感じたのは、"どの構図でキャラを見せるか"、や"同じ構図でキャラが違う、文言が違う"といった検証をするのではなく、様々な素材を活用してユーザーへの最適なアプローチの方法を模索して広告が作られているように思います。最近集めていた広告一覧を見返してみると、短い期間でバリエーションの異なるSoulSlashSAGAの広告が幾つかありましたので、まとめさせていただきます。私が見たことがない広告が実際はこれ以上に数多くあると思いますので、他にもトライアンドエラーがあったことと思います。


①キービジュアル系のテイスト

②キャラ

③デフォルメキャラ

④ゲーム画面

⑤GIFアニメ

⑥ネタ系


特に本日見つけた最後のネタ系の広告は驚きました。ネタの中にもしっかりメッセージが込めらており、「まずは2週間」といった表現もコスメ系の広告でよく使われているコピーをうまくゲームの広告に活かせています。また、最近ではCM関係以外ではゲームの広告でキャラを使わずにこういった角度の広告を見ることが減っていたので逆に新鮮でした。

こういった広告は基本的には費用対効果は悪い傾向にあるので、バズ目的で配信が行われていると思われます。しかし、結果的に効果を優先するがあまり人の目につく前に配信が終わってしまうという本来の目的を遂げられないネタ系バナーの悲しい末路もこれまで幾度となく見てきました (泣)

すでに費用対効果の良い配信先で既存ユーザーにも見てもらいバズってもらうか、2ch系媒体だけに絞って配信を行いネタにしてもらうかなどネタ系の広告はデザインだけでなく色々と考えることが多そうです。




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2015年2月22日日曜日

テラバトル:02




 アプリ/サイト情報

MISTWALKERさんのスマホアプリ”テラバトル”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 5体の女性キャラクター
  2. 文言「抗え。生き残りたいならば」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
構図の割り方は珍しい形ですがコピーの配置とバランスが最高に良いと思います。
以前ご紹介させて頂いたバナーとコピー内容は同じですが、また違った印象を受けます。
横割りと斜め割りの異なる角度を綺麗に整頓しながら配置するとともに、テラバトルの広告独特の”スペース”を残しながらコピーの配置ができています。素晴らしいです。

  • 構図全般
これまでの広告と大きく異なるのはカラーの背景が入ったところでしょうか。
テラバトルの広告はすごく好きで注意しながら見ているのですが、なかなかタイミングがあわず入手できていないのですが、これまでは黒背景にキャラとコピーのみのシンプルなデザインが多かったのですが、今回はキャラごとに異なる背景を使っています。これによりキャラがそれぞれ持つバックグランドや背負ってきたストーリーみたいなものがあるのではないかと伝わってきました。またテラバトルの広告独特の重厚感やRPG性もしっかり込められています。

よくキャラ紹介バナーはスキルや攻撃力などのステータスを表示することが多いですが、この広告を見たときにまた一つ違ったキャラクターの見せ方がここに出来上がったように感じました。当然キャラデザや背景のクオリティー、世界観やそれに匹敵するだけのゲーム内容など、全てが揃っているテラバトルだからこそという部分はあるのかもしれませんが、こういった広告のデザインに引き寄せられるユーザーは確実にこのゲームを楽しんでくれると分かって広告が作られているように感じました。改めてただユーザー数を獲得するだけではなく、結果的に遊んでくれるユーザーをどれだけ獲得できるかの大切さを考えさせらる広告でした。



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2015年2月21日土曜日

TRILL:01





 アプリ/サイト情報

TRILL株式会社さんの ”TRILL” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性モデルの口元&手
  2. 文言「秘密」「※このアプリを見えると魔性の女になっちゃいます」「オトナ女子向け情報アプリ」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
「秘密」という言葉が持つ魅力を最大限活かすためにまず目がいく”色っぽい唇”を挟む形で配置したのは良いですね。ぐっと引き込まれます。
しかし、あまりにも写真のインパクトが強いためその下の米印の文言や「オトナ女子向け情報アプリ」に視線が写らない可能性があります。アイキャッチした後の広告下部への視線誘導の工夫は必要でしたね。バランスは良いのですが、フォントサイズも小さいため記載されているのにユーザーが呼んでくれないという事態が発生しかねないです。
思い切って米印の文言はなくしてしまって、黒帯内の「情報アプリ」だけ赤フォントの白境界線でも良かったかもしれません。また米印の文言をなくす代わりに「秘密」の文言違いで「魔性」というバージョンも試してみたいところですね。


  • 構図全般
TRILLの広告は(iQONの広告も含め)写真のチョイスが抜群に良いと思います。
「真っ赤な唇、真っ赤なネイル」でアイキャッチ。男性も女性もついつい目がいってしまう写真を選ばれています。ただし構図が新しい映画やドラマのポスターでよくあるパターンに似ているためか勘違いをしてしまう方もいるかもしれませんし、その流れでこのモデルさんは誰だろうと思う方もいるかもしれませんね。写真を使った広告の難しいところです。





TRILLのこれまでの広告も写真を使ったものが数多くありますが、写真自体に強いインパクトをもたせて視線を奪うというよりかは、穏やかな写真に興味を誘うコピーで誘導する方法がとられていたため今回のようなケースとはまた違った印象をうけます。あくまでコピーがメインなのか、写真がメインなのかで意識する部分は異なります。

今回の広告のように写真自体に強いインパクトがある場合はコピーに目が行きづらくなりますので「多くを語らず、しかし最低限何の広告かは伝える」といった事が必要になりますので難題です。間違いクリックは最大限避けたいですので、何の広告であるかだけは伝えておく必要があります。しかし情報量が多すぎては写真のインパクトを下げることとなります。

やはり先に述べたように米印の文言を削除し、黒帯内の文言でうまく伝えるほかないかもしれませんね。
 「オトナ女子向け情報アプリ」を「魔性の女になる情報アプリ」など一つにまとめてしまうというのも手かもしれません。




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2015年2月20日金曜日

メルクストーリア:01






 アプリ/サイト情報

ハッピーエレメンツ株式会社さんの ”メルクストーリア” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性キャラ
  2. 文言「幻想的でどこかほのぼのとした物語。」

 評価


 レビュー
  • 構図全般

以前配信が行われていた下の2種類の広告のキャクター違いをついに見つけました。


背景と文言については同じものを使っていますが、キャクターの変更とともに屋根の上にいたキャラクターが丘の上か、螺旋階段にいるようにアレンジがきかされていて非常にデザイン性の高い印象を受けました。特に今回は女性キャラを使っているということもあってか、これから一緒に冒険に出かけようと誘われているような世界観に引き込ませてくれます。

また前回同様、昼と夜のバージョンが存在しており時間の経過も広告の中で感じさせてくれる2枚になっています。ABテストの意味も当然含まれているとは思いますが、2つで一つのセットとして時の流れをもったゲーム性が伝わってきます。

サイトやアプリを使っている際に何度も同じ広告を見る機会がありますが、こうして同じ構図でもちょっとした工夫がなされていることで、最初は着目していなかった広告でも「あれ?さっきと何か違ったな」とユーザーに少しづつ刷り込ませることでどこかのタイミングで興味をひかせることができると改めて思いました。
AppStore, GooglePlay, またゲームのロゴも一切使わずキャラ絵と背景、コピーのみで印象に残る綺麗なデザインと工夫がつめられた2枚で非常に好きな広告です。

2015年2月19日木曜日

ウチの姫さまがいちばんカワイイ:01


 アプリ/サイト情報

株式会社サイバーエージェントさんの ”ウチの姫さまがいちばんカワイイ” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性キャラ
  2. 文言「イタいくらいやさしく教えてあげる」「抜け出せない3つの理由」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
ロゴ以外のフォントサイズは小さく統一されており、キャラと吹き出しを目立たせることがメインの構図のようですね。ロゴ下部の「三つの理由」については気になったユーザーのみ読んでくださいとある程度割り切った印象を受けました。
目立たせたい部分のフォントの色が薄い黄色であったり、チェックボックスのところのチェックが境界線やドロップシャドウなども付けられていないため赤い色が潰れてしまっています。仮に右下の部分も目立たせることを考えていた場合は色の選び方や見せ方の部分はもう少しこだわっても良かったかもしれません。
  • 構図全般
右側に文字が固まりすぎているため、キャラの魅力がユーザーに与える影響の大半を占めるといえる広告かと思います。もしコピーの部分やその他の文言の中に伝えたいメッセージがあった場合はやはり上記の通りフォントサイズや色彩に強弱がないためうまく伝えられていない可能性があります。
仮にこの広告の効果が非常に高かった場合は是非ともABテスト用にキャラが良かったのか、この構図が良かったのかテストをしてみたいですね。

最近私の中での疑問、検証したい部分で、ユーザーがメインのコピー以外の文言を読んでいるか否か、またその部分で効果にどの程度影響を及ぼすのか。もしそういったデータをご存知の方いらっしゃいましたら、ご教授いただけますと幸いです。

2015年2月18日水曜日

ファントムオブキル:01


 アプリ/サイト情報

株式会社グミさんの ”ファントムオブキル” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 7人の女性キャラ
  2. 文言「片手で出来るシミュレーションRPG」「Fuji&gumi Games第一弾スマートフォンゲーム」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
「片手で出来る」と「シミュレーションRPG」のフォントの横幅を微妙に変えているように感じます。単純にフォントサイズを大きくするだけでなく幅をもたせることでより目立たせることが出来ています。「で出来る」のフォントサイズの小ささがより有効的に働いています。

また、広告下部の文言の中でよく見ると「第一弾」と書いてあるのが、次回作もあるのかと興味をそそられました。また黒の帯も薄く透過してあり公式サイトのデザインを意識しているのも見受けら細部へのこだわりを感じました。

  • 構図全般
全体の構図は公式サイトのキービジュアルを元に作成されていますが、やはり「中央に配置されているキャラ」と「周りの6人のキャラ達」との前後関係のつけ方が上手いなと思いました。極端にいうと6人のキャラ達は背景の一部に近いような印象をうけました。そうすることによって中央のキャラとそれよりも上のレイヤーにあるゲームのロゴがより際立って目立っています。大きなロゴのため配置の仕方に困りますが、逆にそれを逆手に取った良い構図だと感じました。


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2015年2月17日火曜日

スクールガールストライカーズ:01


 アプリ/サイト情報

株式会社スクウェア・エニックスさんの ”スクールガールストライカーズ” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性キャラ (そのキャラのデフォルメキャラ)
  2. 文言「あたしの刀はよく切れるよォ?」
  3. ステータス
  4. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 全体構図
「名前+キャラ→コピー→ステータス→ロゴ」の視線誘導が行えるように考慮された配置のように思われます。対角線上、しかもユーザーがまず見るであろう左上から右下に向けて、スマホをスクロールしている最中、つまり "画面が上に上がっていく" 中でも苦にならず自然に見えるようにコピー含め全体の構図がバランス良く配置されています。

他にもこちらの広告もスクロールに合わせて視認しやすいように工夫されているように思います。

株式会社スパイク・チュンソフト ダンガンロンパUnlimited Battle

クローバーラボ株式会社 ゆるドラシル

株式会社サイバーエージェント ミリオンチェイン




2015年2月16日月曜日

城とドラゴン:02

※他にもいくつも面白いバナーのバリエーションがありましたのでこちらをご参照くださいませ。


アプリ/サイト情報

アソビズムさんのスマホアプリ”城とドラゴン”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 水色のモンスター
  2. 文言「ついに開戦!!」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
「ついに」をいれることで待ちに待った感じがすごく伝わってきますし、事前登録プロモーションも以前行っておりましたので、それを知っているユーザーがこれを見て、「ついに」リリースされたか、と知る方もいたかもしれません。こちらのバナーは文言違いが複数存在しており「乗り遅れるな!」「キタ!キタ!キタ!」「ドスドス攻めろ」「AppStore無料ランキング1位」「流行キテる?」「城落とせ!」など他の広告ではあまり見ない言葉も使われており差別化も図りながら端的で印象に残りやすい言葉が選ばれており素晴らしいと思います。もっと他の文言のパターンもあるかもしれないので、見つけ次第アップいたします。

  • 構図全般
まず気になった理由が以前事前登録時に全く同じ構図のバナーを見つけていたためとなります。事前登録の際に効果が良かったバナーをリリース後のプロモーションでも活用されたのではないかと推測されます。以前取り上げさせていただきました背景が動くGIFアニバナーのバージョンは見つけられなかったのですが、もしかしたら文言違いのものが配信されているかもしれないので、こちらも楽しみです。


■事前登録時の広告


今回のアソビズムさんのプロモーション手法を見て感じたことは、ある程度事前登録時に印象に残る一風変わった広告を作っておくことで、リリース後のプロモーションでも同じ構図を今回のように文言違いで使うことで「リリース告知」の力を更に強めることが出来るのではないかと思いました。

事前登録の広告といえば「●●がもらえる」といった事前登録特典の内容をおすインセンティブ広告が非常に多いですが、それに加えてある程度効果が悪かったとしてもリリース後のプロモーションにも活かせる印象に残る「ブランディングバナー」の必要性を強く感じました。城とドラゴンについてはキャラクターのデザインが特徴的というのもありますが、他の広告も遊び心に溢れておりアソビズムさん自身もこのゲームのリリースを待ちわびていて楽しみにしていた気持ちが伝わってきました。



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2015年2月15日日曜日

ミリオンサーガ:01 (その他広告で良く見る基本構図の紹介)


 アプリ/サイト情報

株式会社プレイモーションさんの ”ミリオンサーガ” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性キャラ
  2. 文言「-希望の星- リリー」「まだ見ぬ広がる世界へ 王道ファンタジーRPG」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
この位置に文言(今回だと名前)を入れる場合、その下に帯を入れるか入れないかで文字の見え方、バナー全体の締まり具合が大きく異なってきますが、RPGらしさを残したこのクリーム色は非常に世界観と文言とマッチしています。

  • 構図全般
すっきりとシンプルに教科書通りの構図で、「王道」と銘打ってるだけあってゲーム内容も広告の構図も王道のパターンで情報量をコンパクトにまとめて見やすくなるよう配慮されています。

キャラは左の縦のラインで左半分を占有させキャラの絵のタッチをしっかり伝え、文言は横書きで右側に上から段々に配置。背景は一枚絵で、金縁を枠としてつける。まさにバナー広告を作り始めて日の浅い方には、まずこの構図を真似してみて感覚をつかんでもらいたいと思うレイアウトでしたので紹介させていただきました。

こういった構図の難しいところは、スペースにどれだけ分かりやすい背景の部分を見せることができるか、かと思います。ゲーム制作側のデザイナーさんもさすがに広告の構図に合わせて都度わざわざ描いてくれるわけでもないですので、現存する背景画像を使って配置するほかありません。今回ですと山と草原、街、空がしっかりと文字の余白を使って表示できていますので、気にかけながらデザインされていることが分かります。


その他にもよく広告で使われる基本構図をせっかくなのでいくつかご紹介させて頂ければと思います。最初のうちはアイデアが浮かばずレイアウトを考えるのが大変だと思いますのでその際に御参考にしていただければと思います。


今回の構図のキャラ配置逆バージョン

四つ割

横三ツ割

縦三ツ割

■縦三ツ割(コピー中央)

■縦割り(コピー下部)


■縦割り(コピー中央)

■キャラ + デフォルメGIFアニメ

■同一キャラの「寄り」と「引き」の組み合わせ

■背景透過GIF

 ■ゲーム操作GIF

 文字を敷き詰めた背景

■漫画風

■キャラ並べ

 ■キャラ集合





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