2015年3月17日火曜日

輝星のリベリオン:01



 アプリ/サイト情報

株式会社ダンクハーツさんのスマホアプリ ”輝星のリベリオン” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性キャラ
  2. 文言「総額20万円分ギフトカードプレゼント」「TwitterキャンペーンVol.1」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
この広告の特徴はなんといっても「20万円分」という飛びつきたくなるキャッチーなプレゼント内容を全面に押し出していることです。この金額が個人に20万円分なのか、全体で20万円分なのかはこのバナー上では不明ではあるものの、応募してみたくなる気持ちには誘われます。

こういったインセンティブのコピーを入れる際はどの単位が最も効果的かをしっかりと見極める必要があります。例えば「5,000円分のギフトカードを抽選で40名様に!」と書くのか「1,000円分のギフトカードを抽選で200名様に!」と書くか「総額20万円分のギフトカードが当たる」と書くかで若干印象が変わってくると思います。当たる人数が多い方が良いか、当たる金額が多い方が良いか、などインセンティブ付きの広告作成時は「言葉と単位」の選び方に気をつけながら作るだけで広告効果は全く異なる結果をもたらします。
※今回のプレゼント内容は以前の「レアガチャ1回分 ジュエル5個プレゼント」訴求よりはるかにインパクトが強そうですね。

  • 構図全般
Twitterのキャンペーンについての記載がありますが、Twitter広告ではない今回のアドネットワーク広告にもこの文言を入れた理由は何が考えられるでしょう?
一つは所謂色々なことを「やっている感」があると考えられますが、もう一つ、Twitter広告で囲いきれなかったユーザーにアドネットワークを通してリーチを図っていることが考えられます。また、「Vol.1」といった記載があるため、今後も事前登録キャンペーンがどんどん増えて行くのではないかという期待、さらにはゲームリリース後のイベント状況なども充実していくのではないかという二つの期待が膨らみアプリ自体をより良く見せられている良いインセンティブバナーです。






2015年3月14日土曜日

パズル&ドラゴンズ:01



 アプリ/サイト情報

ガンホーさんのスマホアプリ”パズル&ドラゴンズ”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. キャラクター
  2. 文言「その歌声は、魔を打ちはらう。」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
キャラクターの技の説明が文言として使われているようです。音符との親和性も高く、非常にキャラの特徴がわかりやすく表現されています。作成時どのフォントにするか迷ったのではないかと思います。可愛いテイストなのに紫や濃い青を基調としたキャラのため、可愛いorクールのどちらに揃えるか難しいところです。結果的に調和のとれた良いフォントが選ばれていると思います。

  • 構図全般
背景の月や暗闇の中で漂う雲、キャラクターの足ものと光彩など細部までこだわっているのが見受けられます。パズドラの広告はキャラクターおしがメインになっているようですが、毎回キャラごとにテイストを変えて制作がされていて感心しています。少し前までは枠を付けるパターンが多かったように思いますが、効果が悪かったのか最近はあまり見ませんね。

私個人としてはやはり背景などは同じでキャラを差し替える量産形より、キャラごとに世界観をしっかり変えて作られている広告のほうが好印象です。そうあって初めてそのキャラの良し悪しも分かると考えています。キャラは良いのに結果的にフォーマット化したデザインにキャラを当て込むだけではマッチせず、本来のキャラの当たりハズレの妥当性が失われてしまいます。

過去のアドネットワーク広告一覧からパズドラの広告を抜粋してみました。こう見るとキャラをアップ気味で配置をするものが多いですが、今回のキャラは引きで作られていながらもしっかりと存在感が伝わって来る良い広告だと思います。











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2015年3月4日水曜日

GAME of WAR:02



 アプリ/サイト情報

マシーンゾーンさんのスマホアプリ ”GAME of WAR” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 男性キャラ
  2. ドラゴン3~4体
  3. 文言「囲まれてるけど…オレ英雄、ドラゲナイ楽しむぜ」

 評価


 レビュー
  • 構図全般
以前紹介したSoulSlashSagaのネタ系広告と同様にインパクトのある広告ですね。2chなどでも話題になっていたネタを取り入れておりユーザーの目は引きやすいです。おそらく男性キャラの手とトランシーバーは描き足したものと思われますので、こだわりも感じました。キャラクターの周りにはドラゴンを配置しドラゲナイ(Doragon Night)をしっかり演出しています。

しかし、やはりこういったブランディング広告はゲーム内容が全くと言っていいほど伝わらないことが多い為、改めてこういったネタ系ブランディング広告の上手な見せ方は試行錯誤が必要だと考えさせられました。広告は作ったからには無駄にしてはいけないと思いますし、デザイナーも作ったからには息長く世に出回ってほしいと感じていることと思いますので、(特にGame of Warはこうした広告が多いので)今後の展開に注目したいと思います。




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2015年3月3日火曜日

ウチの姫さまがいちばんカワイイ:02



 アプリ/サイト情報

株式会社サイバーエージェントさんのスマホアプリ ”ウチの姫さまがいちばんカワイイ” を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. 女性キャラ
  2. 文言「…キスなんてしてませんよ?きっと…波の飛沫ですよ うふふ」「敵を倒して一緒に思い出作り カワイイ姫さま育成」

 評価


 レビュー
  • 文言
セリフの部分は小さく、目立たない配色。左側の育成要素の部分は目立つフォントサイズでピンクに配置されています。背景色もキャラクターの色ともあっていて色のバランスは良いと思います。しかしセリフについては端末上ですと小さすぎたため視認しづらかったので、もう少し大きくても良かったかもしれません。


  • 構図全般
費用対効果の高い広告として、露出度の高い女性というのは選択肢の一つです。
キャラクターや配信先、配信する時間帯にもよりますがCTRは比較的高く、広告のインパクトが強いとCVRも高い傾向にあります。しかし、ゲーム内容と大きくずれた訴求の仕方を広告でしてしまうとその後のゲーム内課金が起こりづらかったり、結局ゲームを遊ばなくなってしまいスリープユーザーが増加するという問題も同時に抱えています。

会社の組織形態にもよりますが、広告部署とゲーム内のマネタイズ部署が異なる場合、どういったモチベーションのユーザーが入ってきているのか、どういったユーザーと向き合ってイベントなどを行っていくのかをお互いに認識、または分析していかないとうまくアプリのマネタイズは出来ないので注意が必要です。
どんなに広告からの客単価(CPI または CPA)が低くても課金しづらいユーザーを獲得しては、マネタイズの部署は頭を悩ます結果となってしまいます。もちろん広告代理店とクライアントの間でも起きる問題でもありますね。ここのバランスは協力しながら調整するしかないですし、状況に応じて変動しながら折り合いをつけていくしかないですね。
最近ウチ姫の広告がゲーム内容を伝えるものから、どんどんアダルト要素によっていたのでそのあたりが少々気になりました。



2015年3月2日月曜日

ハッカドール:01



 アプリ/サイト情報

株式会社DeNAさんのスマホアプリ”ハッカドール”を取り上げさせていただきます。

 バナーの構成要素

  1. キャラクター
  2. 文言「おい、そこのオタク」「お前が好きそうなニュース選んでやったぞ ありがたく読めよ?」
  3. ロゴ

 評価


 レビュー
  • 文言
ここまで自然に且つ的確にターゲットとなるユーザー、アプリ内容、キャラクターテイスト、他のアプリとの違いを伝えた広告は珍しいなと感じました。
アプリを使ってくれるであろうターゲットユーザーを指定し呼びかけることで、それに属する方はまず目が止まります。背景色とのコントラストもよくシンプルなフォント色の選び方も上手です。
この文言全体を見て必要ないと感じた方は、おそらく広告をクリックしないでしょうし、裏を返せば興味を持った方はひとまずダウンロードしようかなとはなると思います。
うまく無駄なコストを削減し、質の高いユーザーを獲得しようとする費用対効果を意識した広告作成が行われています。

  • 構図全般
ハッカドールの広告はいくつか過去の広告一覧でも紹介させていただきましたが、今回の広告が最もダウンロードしたいと感じさせられました。
これまでの広告でもターゲットやどういったアプリであるかは伝えられていたものの、今回の広告では「選んでくれる」というワードが入っていたことで、ユーザーごとにカスタマイズされていくオタク向けニュースアプリであることが分かり興味を持つことができました。これまでも可愛い広告だな、オタク向けのニュースアプリなのだとは思っていたのですが、「選んでくれる」という言葉で有用性を感じました。過去の広告でも「届けてくれる」「覚えた」という言葉はありましたが、「選んでくれる」はこのアプリにおける他のキュレーションアプリとの差別化をうまく反映した言葉だと思います。
※キャラを育成できる、ミニゲームという部分も差別化できるポイントですが、これはまた違った角度からの訴求の仕方が必要かもしれません。









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